公開ゼミの記録 11月


第21回全体ゼミ 2018/11/19
第21回全体ゼミ 2018/11/19

  今回のゼミでは、現職院生2名が臨床教科教育学セミナーで発表する研究の予稿を検討しました。1人は小学校体育科でのタブレット使用に関する研究、もう1人は態度目標を自己設定することが社会スキルに与える効果に関する研究です。グループ毎で内容について検討していくことで、段々と研究に対する理解を深めることができてきました。学部生やM1もどんどん意見を出しており、とても頼もしい姿が見られました。真剣な表情で話し合いが行われ、ゼミ生の個人研究が進んでいます。ゼミ生が全員で支え合って研究室をつくっていることを、改めて感じました。

 


第20回全体ゼミ 2018/11/12
第20回全体ゼミ 2018/11/12

 今回のゼミでは、前回に引き続き、学部生3名の卒業研究中間発表のプレを中心に行いました。研究の内容はもちろんのこと、スライドや話し方にもそれぞれの工夫が多く見られました。当たり前のことですが、教育も、研究発表も、自分1人で行っているわけではなく、そこには必ず相手がいます。その相手にどう伝えるか、どう関わっていくか、そこまで考えて初めて、いいものが出来ていくように思います。今回もWeな関係で、みんなで支えあっていいものにしていこうという雰囲気で進めることができました。

 また、ゼミの最後に先生から、「銀河高原ビールを作った社長の講演が心に残っている」とのお話をいただきました。人を育てるということは、「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」「言ってもわかってもらえないかもしれない」など、あらゆる教育場面で葛藤する自分との戦いである、ということでした。「教育は戦いだ」という一言でまとめられる今回のお話。教師としての在り方、子どもたちとの向き合い方を改めて考えるきっかけになりました。


第19回全体ゼミ 2018/11/5
第19回全体ゼミ 2018/11/5

 11月のゼミが今回からスタートしました。 最初は前回に引き続きフィールドワークの進捗報告からのスタートです。 11月がフィールドワーク最終月となるため、それぞれで実践や研究が進んでいました。 学校の連携要望に沿って実践を積み重ねる中、そこで培った実践力や信頼関係を基に研究を行っていく姿勢にそれぞれが心に打たれるものがあり、そうやって互いに切磋琢磨をしていくということを改めて実感しました。

 次に、学部4年生の卒業研究中間発表のプレを行いました。 学部生はそれぞれ中間発表が迫っている中ですが、研究としてはかなり良い状態に仕上がっていることを実感しました。 院生が常日頃から研究の発表や、検討を行っている中で、学部生も自分の興味のある分野に関して調べを進めていました。それが今回の研究につながっていることを発表プレを通して実感できました。同時に、院生たちも負けていられないという思いが沸いてきました。

 そして、その後M1の研究プレを行いました。家庭科のボタンつけの分野ということで、忘れてしまっていたところを何とか取り戻そうと全員が必死になってボタンつけをしました。 その中で、小学生が行うということに立ち返り、それぞれが意見を出し合い、今後研究を重ねていく上でどのようにしていけばいいのかの検討を行いました。 それぞれが研究に対しての知識を積み重ねている中での検討であったため、非常に有意義な時間であったかと思います。

 最後に、M2の臨床教科教育学会に提出する予稿の検討を行いました。 図画工作科の研究ということでしたが、学部生、M1もしっかりと意見をもち、検討を行うことが出来たと思います。M1にとっては、初めての学会発表となるため、どのようにしていけばよいのかがわからない中であったので、この検討を指針にして、自分たちの研究を磨いていかなければという気持ちになりました。

 フィールドワークは残りわずか、学部生、院生にとって予稿や中間発表の期間も残りわずかとなっています。 それぞれがどのようにして研究に向かっていくのか、その方向性が明らかになって非常に良いゼミではなかったかなと思います。